安全運転のポイントは死角と意識!自分と周囲もコントロール!

夏も終わり、行楽の秋ですね。

旅行の機会が増える時期なので、必然的に
車を運転する機会も増えます。

一人旅の方もいらっしゃるでしょうし
家族団らんもいいですよね。

しかし、この季節から
交通事故も増える傾向なんですよね。

警視庁の資料を見ても、
秋から年末に向けて事故発生率は上がって
いきます。
言うまでもなく、冬が一番多くなるのですが
これは雪によるスリップ事故が多いので
気候の影響が大きいですね。

これからの行楽の時期に事故を起こさない
ように安全のポイントを頭の片隅にでも
置いて、楽しい行楽のお役に立てれば
幸いです。

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目次

なぜ事故を起こすか

交通事故を起こしてしまった人も
いらっしゃると思いますが、人はなぜ
事故を起こしてしまうのでしょうか。

○運転技術が未熟
○死角に入って見えなかった
○体調が悪かった
○車の整備不良
などなど、色々な原因があろうかと思います。

しかし、事故の原因を見てみると、
事故の殆どが不注意によるものです。

人間は必ずミスをします。

今までの歴史を振り返ってみても
人類は過ちばっかり繰り返してますよね。

知能は高くて学習するのですが
忘れてしまうのも早い動物なのです。

技術が未熟なのであれば、初心者は
皆事故を起こすことになりますが
傾向をみると、ベテランドライバーほど
事故を起こしています。

最近は、高齢者の事故も目立ってきましたが、
あれは人間の能力の低下が原因です。

人間である以上、加齢による能力の低下は
免れません。

しかし、高齢者の方でも安全に運転されている
方がほとんどだと思います。

では、何が違うのでしょうか。

安全とは?危険とは?

一概に安全運転と言いますが、”安全”とは
どういう状態なのでしょうか。

実は、この自然界に”安全”な状態とは
無いんですね。

あるのは”危険”だけです。

その危険に”蓋”をして、人工的に”安全”な
状態を作り出しているだけなのです。

信号機、横断歩道、歩道橋、道路標識
ガードレール、車線、歩道、踏切...

すべて人間が危険に”蓋”をしてるんですね。

バックミラー、サイドミラー、指示器、
ABS、ワイパー...車も最近は勝手に
障害物を発見して止まる、
ハンドルを持たなくても車線をはみ出ない
ライトは自動でハイビーム、どこかの会社は
人が運転しない、自動運転の開発...

これらの技術や手法がなければ、
世の中どうなると思いますか?

そこらじゅうで事故が発生しているでしょう。

このように、一歩車を走らせると、その時点
から、危険が潜んでいるのです。

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どうすれば安全に近づくか

完全な安全は残念ながら存在しません。

しかし、限りなく安全に近づけることは
誰でもできます。

それは、危険を予測して備える事です。

危険予知
(KYと言いますが空気読めないではないですよ)

○人が飛び出すかも知れない
○車が止まらないかも知れない
○路面が凍結しているかも知れない
○カーブの先で車が停車しているかも知れない
○交差点で信号無視するかも知れない

とまぁキリがないですが、要は
これを”かも知れない運転”と言います。

危険感受性が高ければ、自然とこういった
思考になるのです。

例えば、交差点手前で信号が黄色になれば
ブレーキを踏みますよね。

その時に”後続車が気付いてないかも”と
思った事ないですか。

歩行者信号などを確認すれば、ある程度
のタイミングは計れるので
早めにブレーキを何回か踏んでやれば
後続車に”これから止まるよ”と意思表示
できます。

これは考え方によっては、早めに後続車
にもアクセルから足を離すよう促す事になり
実質、後続車もコントロールする事に
なるのです。

カーブ手前なんかにも使える技術ですね。

逆に...

○人は飛び出さないだろう
○車が止待ってくれるだろう
○路面が凍結している事はないだろう
○カーブの先は何も障害はないだろう
○交差点なので信号は皆守るだろう

これが”だろう運転”と言います。

これが事故の主な原因なのです。

物理的な死角もありますが、予測できる
のに対応しないのも、一種の”死角”に
なるのです。

人間は最小の労力で、最高の結果を
求める習性があるんですね。

ゲシュタルトの法則なんていうんですが
”だろう”というのは、予測して措置をとる
(スピードを落とす、止まる、確認する)
ことが面倒くさく、省略してしまうんですね。

そこにある最高の結果として
早く帰る事ができる、または目的地に到着できる
といった”価値”を見出しているんですね。

ルールを破るだけの価値を求めた結果
事故を起こしてしまい、相手に怪我をさせて
しまう、最悪の場合は死亡させてしまう事に
なってしまっては、あまりにも価値を得る事
に対してリスクが高すぎますよね。

車は安全に運転すれば、非常に頼もしい
相棒です。

みなさんも”かも知れない”運転で
楽しい行楽を満喫してくださいね。

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