精霊車をお盆に吊るす?山形遊佐町風習の由来や画像は?

どうも kakisanです。

 

皆さんはお盆で帰省されてますか。

 

この連休で帰省されてる方も多いと思います。

 

私には田舎がないので

ちょっと羨ましいです^^

 

イメージとしては家族で帰省して

みんなでワイワイ夕食べて

花火をしながらスイカ食べて。。。

 

いいですね〜日本の夏って感じです。

 

皆さんの田舎には

どんな風習がありますか。

 

それぞれの地方によって

色々な風習があっって、それぞれに

昔からの由来みたいなものがあります。

 

おじいちゃん、おばあちゃんから

そんな話を孫に伝えて、途絶えることなく

受け継がれていきます。

 

そんな風習の話ですが

山形県の遊佐(ゆざ)町で受け継がれている風習に

精霊車というものがあります。

 

ご先祖様に1秒でも早く帰って来て欲しいとの想いから

今もなお受け継がれている風習です。

 

今回はそんな精霊車について調べて見ました。

 

目次

一般的には精霊馬

精霊馬って、お盆のお供え物です。

 

皆さんも小さい頃に作った経験がおありじゃないですか。

 

私も学校で作った記憶がありますね。

 

こんなやつですね。

 

祖霊の乗る乗り物に見立てられてるんですが

地域によっては13日の迎え盆に牛を作り、

16日の送り盆に馬を作る地域もあるそうです。

 

ゆっくり丁重にお迎えして

帰りは急いで帰ってもらうためだそうです。

 

一般的には逆のパターンが多いと思います。

 

ギリギリまでいて欲しいと言った想いが

込められてるのかも知れないですね。

 

作り方も様々で、とても凝った作りのものもあります。

 

独創的な精霊馬ですね。
皆さんそれぞれの思いを込めて作ってらっしゃるんでしょうね。

 

子供の工作意欲を育てるのにも一躍かってますね。

 

そんな精霊馬ですが

山形県の遊佐(ゆざ)町では精霊馬ならぬ

精霊車を吊るす風習があるそうです。

 

精霊車とは?

想いは同じで、ご先祖様に1秒でも

早く帰って来て欲しいとの思いで車を吊るしているわけです。

 

同町で農家にマイカーが普及した

昭和40年代頃からこの風習が根付いたそうですが

早く、そして快適に旅をして欲しいと

ミニカーを吊るすようになったとか。

 

そら、馬や牛より車の方が快適ですよね。

 

当時の車ならカークーラー(エアコンじゃない^^)もついてるし

お盆の暑い時期の旅行には最適だったでしょう。

 

それに高価なものでしたから

ご先祖様も満足されると思ったんでしょうね。

 

一部画像を紹介すると

出典元:http://www.asahi.com/and_travel/
articles/SDI2016081545831.html

 

これは2代目クラウンですね!

 

今となっては貴重なブリキ玩具です。

 

きっと昔からずっとこの車を吊るされてるんでしょうね。

 

非常に年季を感じます^^

 

ちなみにこんなものも見つけましたが

こちらは車好きのご先祖様のために作られたみたいですね。

 

こちらも完成度の高い、まさに「精霊車」です!!

 

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まとめ

それぞれの土地に根付いた風習には

れっきとした理由があって、後世に受け継がれていきます。

 

知らない人がこの時期に、この土地に行くと

びっくりするでしょうね^^

 

なんかほのぼのとした感じがしました。

 

あ〜私も故郷が欲しくなったな〜^^

 

では、またお会いしましょう!

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