どうも kakisanです。
皆さんはドラマ好きですか?
私は大好きでよく見ます。
世代的にドラマ黄金期の世代なんで
若い頃もよく見てましたね。
1980年〜1990年代がドラマ黄金期でした。
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あの頃はビデオデッキも高価だったので
仕事が終われば速攻で帰宅して
風呂、晩飯も速攻で終わらせて
ビール片手に見るのがお決まりでした^^
ビデオデッキを購入してからは
予約して、休日にまとめて見てたので
あまり外に出ることもなかったですね。
ビデオデッキって言っても違和感ないのは
おっさんの証拠ですかね^^
ま、それほどドラマは面白くて
視聴率も結構高かったと記憶してます。
そんな懐かしのドラマを
また見てみたいと思う時ってありませんか。
私と世代が近ければ
きっと見るとその時のことを思い出して
懐かしさに浸れると思いますよ。
私がご紹介するのは「古畑任三郎シリーズ」です。
自転車で現場にフラフラ現れて
刑事の勘と鋭い洞察力で
あっという間に犯人を特定してしまいます。
シーズン3まであって
どのシーズンも超人気ドラマでした。
懐かしさに浸っていただきたく
ストーリーや感想などを交え
人間「古畑任三郎」について振り返りましょう。
1990年代のドラマの感想を書いてます。
よかったらこちらも見てやってくださいね。
神様もう少しだけの動画はどこで見られる?キャストや主題歌も!
目次
古畑任三郎シリーズ
警部補の古畑任三郎(田村正和)が、
部下の今泉慎太郎(西村雅彦)とともに
ゲスト俳優演じる犯人による殺人事件を
類い稀ない観察力、洞察力、推理力によって
見事解決していくというストーリーです。
ストーリーは全編にわたって倒叙形式で
初めに犯人が分かった上で展開されていて
犯人を推理するのではなく
古畑任三郎がどのように推理するのかを
楽しむという趣旨のドラマです。
同じ手法では「刑事コロンボ」が有名ですね。
1994年4月13日の初回放送から
全シリーズを含め43話ありますが
2008年6月14日「古畑中学生」まで
非常に息の長い人気のドラマでした。
今回はシーズン1,2,3について
ご紹介していきます。
シーズン1
シーズン1第1話「死者からの伝言」
私の世代の超アイドル
中森明菜さんが出演されてます。
古い洋館で起きた事件は
嫉妬が絡んだ悲しい事件でした。
古い洋館での事件で今から思えば
まるでバイオハザードの洋館のようです^^
人気コミック作家・小石川ちなみ(中森明菜)は
嫉妬から恋人関係にあった雑誌編集長畑野(池田成志)を
自身の別荘地下金庫室で殺害します。
いきたまま閉じ込めて3日後に戻った時には
畑野は息絶えていました。
そこで偽装工作で警察に電話し
1ヶ月ぶりに来てみたら死んでいたと通報する。
完全犯罪になっていたかも知れませんが
なんとそこに古畑任三郎が現れます。
近くで車がガス欠になり
部下の今泉(西村雅彦)に大雨の中
ガソリンスタンドに行くよう指示します
そこで古畑はすぐ近くに
その殺人現場である洋館があることに気付きます。
今泉にメモを残して
古畑はその洋館に電話を借りに行く事にする。。。
刑事の突然の訪問に
小石川ちなみは動揺を隠せず
古畑に支隊の話を打ち明ける。
古畑は現場を見て
すぐに小石川ちなみが嘘をついている
そして犯人は彼女だと確信する。。。
豪華な出演者も話題の一つのこの番組。
記念すべき第1話は「中森明菜」さんでした。
古畑の推理が冴える第1話。
ヒントは犬と卵と。。。スリッパでした。
名言は「まだまだじゃないですか。
第1巻が終わったところです。
ハッピーエンドは最後の最後に取っておけばいいんです。」
悲観する小石川ちなみにかけた優しい言葉でした。
シーズン1第2話「動く死体」
第2話の犯人は堺正章さんです。
歳も近いこのお二人の
アドリブも多かったんだと思わせる
掛け合いが見ものでした。
歌舞伎役者・中村右近(堺正章)は
ひき逃げをしてしまい
それを目撃した警備員の野崎(きたろう)を
お金で口止めしていました。
だが、罪の意識に耐えられなくなった野崎が
警察に行くといい出す。
中村右近が「約束が違うじゃないか」と
野崎を引きとめようともみ合ううちに、
野崎は倒れて頭を打って死んでしまいます。
中村右近は舞台の天井から
野崎が誤って転落したように偽装するが
そこに古畑任三郎が登場するわけです。
自動販売機でお金を入れたのに
商品が出て来ないと困っていたところに
運悪く遭遇した中村右近は
古畑との会話で致命的な証拠を口にしてしまう。。。
この時点で古畑にロックオンです!
あの手この手と古畑が仕掛けていきます。
懐中電灯の引っ掛けは見ものです。
そして古畑が確信した
決定的な証拠のヒントは。。。リフトでした。
シーズン1第3話「笑える死体」
第3話の犯人は古手川祐子さんです。
とても可愛らしい女優さんで
私も大好きな女優さんです。
有能な精神科医の笹山アリ(古手川祐子)
アリが帰宅すると「パン」という
大きな音に驚かされる。
そこには田代(羽場裕一)が
アリの三十歳の誕生日を祝いに
クラッカーを手にして立っていた。
田代には別に付き合っている彼女がいて
婚約をしている事にアリは嫉妬心を燃やしていた。
外に泥棒がいると田代に確認に行かせ
戻ったところを正当防衛を装って殺害する。
自転車で颯爽と現れる古畑。
愛車は「セリーヌ」というらしい。
*当時30万円で販売された限定30台の代物です。
隣の部屋からの侵入や
その際に靴を脱いでいる事。。。
あっという間に殺人の匂いを嗅ぎ分ける。
あることからアリを犯人と見定め
古畑の追求が始まる。
しかし決定的な証拠がなく
古畑は大胆にもアリの家で食事を作りながら
一枚一枚アリの嘘を剥がして行く。。。
今回のヒントは「灯台元暗し」でした。
アリに「分かってないのね、女心、まだまだね」
古畑はニコッと笑い「勉強します」と返す。
大人の男の鏡です。
シーズン1第4話「殺しのファックス」
第4話の犯人は笑福亭鶴瓶さんです。
当時はドラマで関西弁が殆どない時代。
標準語に無理が出ている鶴瓶さんが
大阪人からしたら滑稽でしたね^^
人気推理作家・幡随院(笑福亭鶴瓶)は
妻を殺害して山中に埋めた。
その後はファックスを利用した
トリックで狂言誘拐劇を仕組む。
なに食わぬ顔で仕事場のホテルに戻ると
誘拐犯専門の刑事たちがすでに対応していた。
仕掛けられたファックスにより
自動的に次々と犯人からの指示が届く。
そしてその中に古畑の姿もあった。
古畑はファックスの終わりを確認せず
次の行動に移る幡随院にすでに懐疑の目を向ける。
自分の仕掛けたファックスの通りに
行動を続けて行く幡随院だったが
思わぬハプニングで辻褄が合わなくなる。
それによって古畑は
ファックスのトリックに気付いて行く。
犯人確保に伴う現場への配置に
幡随院は今泉を指名する。
そしてあることに気付き
古畑は今泉にある仕掛けを指示し
事件の決着を決定的なものにする。。。
今でこそ関西弁はTVのなかで
市民権を得てますが
当時のドラマは関西弁がダメだったんですね。
コテコテの関西芸能人は苦労されたんでしょう(笑)
事件解決のヒントは「黒いコート」でした。
最後のオチは「便利な時代になって
今じゃなんでもファックスで送れる、
幡随院先生。。。逮捕状です。」
シーズン1第5話「汚れた王将」
第5話の犯人は坂東八十助さんです。
歌舞伎役者がドラマに出るようになったのも
この時代からだったような気がしますね。
将棋の棋士を見事に演じてらっしゃいます。
お着物も当然お似合いです。
将棋のタイトル戦挑戦者・米沢八段(坂東八十助)は
どうしても勝ちたいが故に白紙で封じ手を提出してしまう。
その不正に気付いた立会人の大石(小林昭二)に
その不正を迫られ殺してしまい
入浴中に事故死に擬装する。
別の事件でたまたま会場の旅館に
古畑と今泉が泊まっていた。
関係者は大石の死について
古畑に捜査を依頼することになる。
米沢に懐疑の目を向けた古畑。
封じ手に記された謎のマークや
飛車のコマに秘められた謎。
米沢八段の説明のしようがない一手で
古畑の疑いは確実なものとなった。。。
ヒントは封じ手にあった謎のマーク。
このマークは実は
古畑自身の何気ない行動が産んだ
偶然の産物だったんです。
米沢八段の「合理的な説明ができないなら
自首したほうがマシだ」というセリフ。
将棋一筋に生きた男が
最後に見せた己のプライドって感じです。
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シーズン1第6話「ピアノ・レッスン」
第6話の犯人は木の実ナナさんです。
いつまでもお美しい大女優さんです。
塩原音楽学院の理事で
有名ピアニストの井口薫(木の実ナナ)が、
理事長の川合(中丸新将)をスタンガンで
心臓発作に見せかけて殺した。
薫は、川合の金儲け主義の
経営方針に批判的だった。
翌日に控えた塩原・前理事長の葬儀で
レクイエムを弾くことになっていた河合。
以前から心臓が悪い河合の死は
誰しも心臓発作を疑わなかったが
身につけていた時計が
犯行時刻で止まっていたことに古畑は気が付く。
急な河合の死に代役を探す関係者。
白羽の矢が立ったのは
才能は川合より数段上と言われながら、
塩原の長年の愛人だったため
家族に疎まれている薫だった。
海外に旅立つ前に呼び戻された薫は
レクイエム演奏を引き受ける。
裏の事情を知った古畑は薫に目をつけ始める。
薫が身につける衣装に関しても
昨日クリーニングから戻っている事に
「グッドタイミングですね」と薫に
チクリと攻撃する。
そして塩原の葬儀で、薫が弾いていた曲は、
なぜかレク入れむではなかった。。。
それが薫自身が殺人を犯した事を
自ら明かしてしまう事になろうとは。。。
ヒントは魚肉ソーセージの値札でした。
木の実ナナさんさすがの貫禄です。
最後に古畑が薫にレクイエムをリクエストし
「わきまえなさい」との一言は圧巻です。
シーズン1第7話「殺人リハーサル」
第7話の犯人は小林稔侍さんです。
大スターの往年の演技が見ものでした。
時代劇スター大宮十四郎(小林稔侍)が、
リハーサル中に相手の悪役・城田(長谷川初範)を殺してしまった。
城田が打合せとは逆に動いた、
刀が間違って真剣だった。。。
誰しもが悲劇の事故と思っていた。
城田は映画会社の御曹司で、この撮影所の所長。
この映画を最後に撮影所を閉め
スーパーマーケットにする予定だった。
大宮十四郎は事故に見せかけ
撮影所を守るために城田を殺害をしてしまう。
現場に到着した古畑は
スタジオに落ちていたポラロイド写真を拾う。
その月の位置が気になり
事故ではなく殺人の匂いを嗅ぎつける。
そして大宮十四郎が犯人であると確信し
捜査を徐々に進めていく。
そんな中、小道具係りの山本は
自分が刀をすり替えたと古畑に申し出る。。。
ヒントは1枚のポラロイド写真の
月の位置でした。
「男にはね、命に代えても
守らなきゃならないものがある」
「私はね、何回だってやるつもりだよ」
渋い演技が光ってましたね。
シーズン1第8話「殺人特急」
第8話の犯人は鹿賀丈史さんです。
ダンディーな鹿賀丈史さんの演技は
独特な味を出す素晴らしい役者さんです。
外科医・中川純一(鹿賀丈史)は
浮気中の女性との関係を
興信所の所長・宍戸(河原さぶ)につかまれる。
宍戸は中川の妻からの依頼で調査しており
全てを妻に報告すると言われた中川は
特急列車内で宍戸を殺害し、
証拠フィルムが隠されているかも知れない
コートを奪って自席に戻る。
そしてその列車には古畑も乗っていて
大好きな酢豚弁当がないのかと売店で騒いでいた。
宍戸の死に気がついた車掌が
医者を探していることを不審に思い古畑が動き出す。
古畑は車内に居合わせた中川を
医者と見抜き操作の協力を依頼する。
死因は心臓発作をにおわせが
古畑は他殺だと見破っている。
そして中川が犯人であると睨み
鋭い観察力と推理が徐々に中川を追い詰める。
ヒントは後ろの座席の人。。。
そして「小銭の音」です。
次の駅に到着する前に事件を解決した古畑は
中川に「駅まで持たなかったですねー」と一言。
今回もさすがの推理力でした。
シーズン1第9話「死者からの伝言」
第9話の犯人は石黒賢さんです。
2枚目俳優の彼ですが
その実績と演技力には高い評判があって
ベテランの域に達する俳優さんです。
霊能力者の黒田清(石黒賢)が
テレビ番組で行方不明の女性について
霊視による捜索の実験をする。
事前の打ち合わせの通り
霊視結果の現場からは
赤いスカーフが発見される。
しかしそれは黒田のペテンを暴こうとする
ゲストの科学者・神宮(山口崇)の罠だった。
行方不明者は
赤いスカーフなどしていなかったのだ。
そう、その赤いスカーフは
黒田が事前に現地に隠したものだった。
そして、その時にその様子を見ていた中島は
執拗に黒田に絡み、揉み合いになり誤って殺害してしまう。
赤いスカーフのことを暴かれた黒田は
仕方なく、殺害した中島を霊視と偽り発見させた。
そのスタジオに見学に来ていた古畑は
あまりに知りすぎている黒田に疑惑の目を向ける。
死体が映った映像から
黒田が犯人だと確信する。
ヒントは彼のサングラスでした。
最後に力を立証しようとした黒田。
セットが落ちて来て喜んでいたが
上からスタッフにより手が滑ったとの声。
古畑の名言です。
「そんなもんです」
シーズン1第10話「矛盾だらけの死体」
第10話の犯人は小堺一機さんです。
普段はコミカルなキャラですが
今回はシリアスな役を演じています。
この当時のドラマのキャスティングって
結構面白かったんですよね。
迫水茂雄(小堺一機)は
宇野代議士(森山周一郎)の秘書である。
宇野代議士の愛人マリのマンションで
別れ話がこじれて出ていくマリを
引き止めようとし誤って転倒し気絶する。
宇野代議士に確認を取る迫水。
睡眠薬をたらふく飲ませる迫水だが
宇野代議士に罪をなすり付けられた事で
宇野代議士をも手にかけてしまう。
迫水は偽装工作をして部屋を抜け出した。
迫水が再び戻って来た時には
すでに古畑も現場検証をしていた。
自身でアリバイ工作をして
あわてて駆けつけたように装う。
しかし宇野が生きていることを知りあわてる迫水。
迫水の挙動のに疑いを向けた古畑は
色々と揺さぶりをかける。
ただ、宇野は当時の記憶を失っていた。
事情を聞き出せない古畑は
迫水を自白に追い込む仕掛けをしていく。。。
ヒントはリダイアル。。。
事件の内容としては比較的簡単な話でした。
シーズン1第11話「さよなら、DJ」
第11話の犯人は桃井かおりさんです。
このかたもお歳を取らない方ですね。
中浦たか子(桃井かおり)は人気の歌手。
たか子の恋人を奪った
付き人のエリ子(八木小織)を殺してしまう。
しかもラジオ深夜番組の生放送中に
抜け出して犯行に及ぶ。
犯行後は再びラジオ局に戻って
生放送を続けるたか子。
そんな時たか子の依頼を受けて、
ラジオ局に来ていた古畑と今泉。
脅迫状が多いので
古畑がたか子の身辺を警護していたのだ。
エリ子の死体が発見されて捜査に乗り出す古畑。
たか子は自分の身代わりに殺されたように装うが
古畑は現場に落ちていた消されたタバコの吸殻を見つける。
古畑は顔見知りの犯行と考え、たか子を疑いだす。
しかし、たか子の空白の時間は3分間。
現場までの往復には今泉が全力疾走で7分12秒。
どうやって犯行を証明するのか。
ヒントは「バカボンのパパ」でした。
今回の謎解きは
なかなか凝ったストーリーでした。
「難しいのね、完全犯罪って」
たか子が認めた瞬間でした。
シーズン1の中では古畑が
一番頭を使った事件ではないでしょうか。
シーズン1第12話「最後のあいさつ」
第11話の犯人は菅原文太さんです。
今は亡き昭和の大スターです。
シーズン1の最後を飾るのに
ふさわしい超ベテラン俳優さんです。
最後は同業者が犯人です。
警視庁のベテラン警視・小暮(菅原文太)が、
クリーニング店員の生原(鈴木隆仁)を射殺した。
小暮は二年半前に孫娘を殺されており
犯人の生原は証拠不十分で無罪となった。
小暮は生原を犯人と確信していて
自らの手で制裁を与えたわけである。
凶器は暴力団がよく使う拳銃で
ヤクザ同士の抗争に見せかけた。
麻薬捜査で張り込みしている小暮に
古畑と今泉が事件を報告に張り込み先に行く。
ずっと張り込みしていたという小暮だが
ヘビースモーカーの小暮の灰皿は綺麗な状態だ。
古畑は小暮の話に矛盾を感じた。
相手は同業者でこの道のプロ。
古畑最強の敵にどう切り込んで行くのか。。。
ヒントは「りんご」でした。
菅原文太さんのドスの効いた演技。
シーズン1で唯一
主役を食った役者ではないでしょうか。
もう一度この方の演技を見たいものです。
シーズン2
シーズン2第1話「しゃべりすぎた男」
第1話の犯人は明石家さんまさんです。
言わずと知れたお笑い界のドンです。
お笑い界からドラマ出演の
先駆け的存在でもありますね。
敏腕弁護士小清水潔(明石家さんま)。
大物弁護士の令嬢啓子(小高恵美)と
結婚する予定もある。
しかし、小清水には学生時代から
深い交際をしている向井ひな子(秋本奈津美)がいた。
ひな子が邪魔になっていた小清水は
彼女のマンションに行き口論の末
ガラスの水差しで頭部を一撃して殺害する。
そこに今泉慎太郎(西村雅彦)から電話がかかってきた。
ひな子にしつこく結婚を迫っていたのだ。
今泉がマンションに来ると知った小清水は、
罪をかぶせようと企み、今泉はその計略通りに逮捕された。
今泉はひな子と同じ大学同期の
小清水に弁護を依頼する。
接見時の会話に古畑は不信を感じ、
小清水を執拗にチェックする。
小清水に言いくるめられ
今泉は初公判で犯行を認めてしまう。
古畑は今泉を救えるか。。。
流石に明石家さんまさんに
標準語は離させなかったんですね。
この話でさんまの台詞覚えの悪さに
田村正和が激怒したという噂が。。。
それはさておき
「友人の人生がかかっている
必ず尻尾を捕まえる」との古畑の言葉。
今泉を友人と思ってたんですね。
古畑の人間味が垣間見えた話でもありました。
シーズン2第2話「笑わない女」
第2話の犯人は沢口靖子さんです。
同じ大阪人として私もファンの一人です。
いつまでもお綺麗な方ですが
今回はとてもお堅い女性の役です。
寮内にある国語教師、阿部哲也(相島一之)の部屋に
宇佐美ヨリエ(沢口靖子)が本を借りたいと訪ねてきた。
男女が同室する時は
ドアを開けたままにしておく規則の通り
阿部はドアを閉じずにヨリエを招き入れる。
阿部が本を探している背後から
廃材置き場で拾ってきた鉄パイプで
阿部の後頭部を殴りつけ殺害する。
阿部はヨリエのガウンのボタンを
引きちぎりながら絶命してしまう。
翌朝、死体が発見され古畑がやってくる。
今泉の説明では
被害者は本を棚に戻そうとして
誤って踏み台から落ち、
床のバーベルで頭を強打した事故死らしいという。
これはヨリエが偽装工作した通りである。
しかし体の大きさと棚の高さの違い、
握り締めていたボタン、ドアの外の血痕など、
古畑には疑問が多くあり、
そのまま泊まり込みで調査することになる。
ヨリエは校長すら守っていない
厳しい校則を厳守しているという厳格な人物であった。
阿部は正反対の人気者であった。
調査を進める中、
阿部の部屋に残されていた口紅から、
古畑は推理を巡らすことになる。。。
ヨリエはその厳格な性格から
今回の古畑の問いには一度も嘘をつきませんでした。
初めにあなたが犯人ですねと聞いていれば
嘘つくことなく白状していたんです。
そんなヨリエに古畑は
「今から思えば戒律の中に
人を殺すなかれという一文がなかったのが
悔やまれてなりません」
そんな言葉をかけました。
シーズン2第3話「ゲームの達人」
第3話の犯人は藤村俊二さんです。
愛称「おヒョイさん」ですね。
名俳優で、数々の作品になを残されてます。
もう一度おヒョイさんの演技を見たいものです。
人気推理作家の花見祿助(藤村俊二)と
友人の医師乾研一郎(草刈正雄)がし合っていた。
妻常子(一色彩子)の不倫を乾に打ち明ける花見。
乾は花見に偽装自殺を持ち掛け
妻に後悔させてはどうかと促す。
しかし、常子の不倫相手は乾だった。
翌日、乾はおもちゃのピストルを渡し
偽装自殺の計画を花見に説明する。
「先生の様子がおかしい」と
花見からの電話を取った亀井から呼ばれた乾は
二階の花見の書斎に駆け上がると
ドアは内側からカギがかかっていて
「開けてください」と乾が叫んだ直後、
室内から銃声がした。
全ては自殺工作を持ちかけた乾の通りである。
乾は亀井がカギを取りに命じ、
その間に常子の首を絞めて殺害した。
花見の書斎のカギを開け、
部屋に入ると額には真っ赤な血のりのメーク。
救急車を呼ぶよう亀井に指示し
ブレーカーが落ち室内が真っ暗なったところで
乾は自分が持ってきたピストルで花見を射殺する。
登場した古畑は
乾に常子との関係を打ち明けられる。
古畑の嗅覚はすでに乾に向けられている。
隙のない乾に苦戦するが
度重なる停電やサインのない遺書など
徐々に乾を追い詰めていく。。。
草刈正雄さんのダンディーな役どころが
とてもハマリ役でした。
インクの出ないペンや
今回もいろんなところに
答えが散りばめられていて
なかなか面白い展開でした。
「人生はゲームじゃない
遊び半分だとえらいことになる」
またまた古畑の名言でした。
シーズン2第4話「赤か、青か」
第4話の犯人は木村拓哉さんです。
SMAPのメンバー初の出演になります。
木村拓哉さんはこの後
SMAP全員でも出演されてます。
林功夫(木村拓哉)は
天神大学電子工学部研究助手として働いている。
夜の遊園地に忍び込み
観覧車に爆弾を仕掛け帰ろうとした際に
乗ってきた自転車の鍵がないのに気付く。
しかたなくチェーンを切ろうとしているところを
警備員・真鍋茂(金井大)に見つかる。
そして林功夫は警備員を殴り殺して逃走する。
翌日、警備員殺しの操作に古畑がいた。
林は遊園地に脅迫電話をかけ
3000万円を要求し、デモンストレーションとして
被害が出ないように爆発をして見せた。
警察が協力を依頼したのが
なんと爆弾のエキスパート林本人であった。
爆弾の仕掛けられている1号車には今泉が乗っている。
爆発まで時間が刻々と経過する中
古畑は林に懐疑の目を向け罠を仕掛けて行く。
今回は古畑が初めて犯人に怒りをぶつけます。
キムタクに平手打ちをお見舞いするんです。
キムタク出演や平手打ちと
今までの内容とは一線を画す展開となりました。
シーズン2第5話「偽善の報酬」
第5話の犯人は加藤治子さんです。
皆さんご存知昭和のお母さんです。
ベテラン女優さんですね。
女流脚本家、佐々木高代(加藤治子)と
妹でマネージャーの和子(絵沢萠子)は
二人暮しだがいつも喧嘩ばかりで仲は最悪。
高代は自分で稼いだお金が
自由に使えないことに不満を持つ。
高代はキッチンで鰹節を削る和子を
背後からあるもので殴り殺害し、
金目当ての強盗にみせかけるための工作する。
古畑は高代の話しを聞き終わり、
高代が犯人と確信するが、凶器が見当たらない。
古畑は今泉を泊まりこませ探させようとするが、
高代にいいように使われる始末。
高代はなかなか隙をみせないが
古畑はふと開いた料理の本からヒントを得る。。。
ヒントはピーマンの肉詰めでした。
今回は加藤治子さんの演技が流石でした。
凶器が何かという謎解きがメインでしたが
もう少し高代との駆け引きがあれば
面白かったのにと思う作品でした。
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シーズン2第6話「VSクイズ王」
第6話の犯人は唐沢寿明さんです。
トレンディードラマ俳優として
一斉を風靡しましたね。
演技の幅が広い役者さんです。
千堂謙吉(唐沢寿明)は
クイズ番組連勝中で甘いマスクから
女性ファンも増えCMにも出演する人気ぶり。
今回は8連勝がかかった大事な収録。
しかし、裏でクイズの答えを
事前調査しているのが週刊誌に取り上げられ
TV局側から今後は教えないと言われる。
困った千堂は衣装係の沼田(伊集院光)に
答えがわかるキーワードが入っている衣装を
見せるように言うが衣装を見せない。
二人がもみ合ううちに
沼田は頭を強打して死亡してしまった。
衣装の番号がわかった千堂は
部屋から逃げようとすると表の廊下で
漫才コンビがネタの練習中で出ることができない。
古畑と今泉は同じテレビ局に来ていた。
古畑は惨敗となったが
千堂に挑戦する最後の予選のためだった。
古畑は千堂が犯人だと目星をつけるが
千堂はどうやって部屋から抜け出せたのか。
それが分かれば事件は解決するのだが。。。
ヒントは漫才コンビのネタと新聞です。
今回はビデオに録画していれば
見返すと「なるほど」と思える構成です。
違った楽しみ方も出来るパターンでした。
シーズン2第7話「動機の鑑定」
第7話の犯人は澤村藤十郎さんです。
歌舞伎役者の澤村藤十郎さんは
この作品が現代劇初出演となります。
古畑ファンの間では
評価の高い作品となっています。
古美術・骨董商春峯堂の主人(澤村藤十郎)と
錦織同美術館館長の永井薫(角野卓造)の二人は、
老陶芸家の川北百漢(夢路いとし)宅に出向いていた。
春峯堂の主人は、
歴史的価値の高い「慶長の壺」の初公開を控えていた。
百漢は壺は自分が作った偽物だと言い
自ら見つけた本物の壺を二人に見せ
公表されたくなかったら
協会の理事を辞退しろと春峰堂主人に迫る。
春峯堂主人と永井は結託して、
悪質な取り引きをしていたことを百漢は知っていたのだ。
春峯堂主人は短銃で百漢を射殺。
通報により現場を見る古畑は、
ただの強盗事件ではないと推理する。
実は永井は百漢宅から作品を持ち出しており
だんだんと弱気になってしまう。
春峯堂主人は永井に罪を着せ、
自殺に見せかけて殺害した。
春峰堂主人と古畑の勝負が展開される。。。
ヒントはうずくまる。。。
澤村藤十郎さんの演技が素晴らしく
全然犯人に見えないところが面白い。
機会があれば善人役を拝見したかったですね。
澤村藤十郎さんのおかげで作品の質が上品になり
後にファンの間で名作と言われる由縁だと感じました。
シーズン2第8話「魔術師の選択」
第8話の犯人は山城新伍さんです。
昭和のお茶の間のスターです。
今振り返ると今はなきスターたちが
この作品に出演されていることを改めて実感します。
毛利サキ(松たか子)と古畑は
動物病院の待合室で知り合う。
マジシャンであるサキは
師匠が経営する会員制クラブの
創立十周年記念パーティに古畑を招く。
古畑と今泉はパーティ会場へ。
各テーブルでマジックを披露する中
サキの師匠の南大門昌男(山城新伍)もいた。
「マジックで大切なのはいかに相手の注意をそらすか」
南大門の声に古畑も気をとめる。
南大門は弟子の倉田勝夫(池田成志)に
サキと別れるようにクギを刺す。
南大門もサキに特別な気持ちを持っていた。
南大門が古畑を相手に最後のカードマジックを始めた。
南大門のマジックに一堂驚くなか、
ジュースを飲んだ倉田が悶絶して息絶えた。
古畑は小さな疑問も逃さなかった。
マジックを邪魔をされることを嫌う南大門が、
「ジュース」と言って倉田が席を立っても
なぜ怒らなかったのか?
南大門と古畑の戦いが始まる。。。
ヒントはマジックのトリックと手袋。。。
南大門とサキの関係性も最後にわかります。
事件の背景には悲しい「愛」の形がありました。
シーズン2第9話「間違われた男」
第9話の犯人は風間杜夫さんです。
今回の話は今までの構成とは一味違います。
風間杜夫さんが見事に演じきってます。
妻の不倫相手(清水昭博)を殺害した
雑誌編集者の若林仁(風間杜夫)。
自殺に偽装して山道を運転中に
車がパンクしてしまう。
通りがかりの鴨田厳(小野武彦)の
車に乗せてもらうことにする。
若林は覚えていないが
実は鴨田は若林と以前会っていた。
若林は鴨田に自分と会ったことを
口外しないように念を押したが
自宅の留守番電話に若林のことを話してしまう。
若林は鴨田を殺害し
留守番電話のテープを回収するが
そこに訪ねてきたのはなんと古畑だった。
どうも古畑が落とした財布を拾ったらしく
その預り書を受け取りに来たらしい。
若林はなんとか鴨田になりすまそうとするが
古畑は完全に若林を疑ってかかることになる。。。
今回の話は今までのストーリー展開とは少し違って
コミカルな要素が全般に取り入れられています。
最初に疑った理由も
古畑らしい観察力のなせる技です。
犯人が少し気の毒に思える話でした。
シーズン2第10話「ニューヨークでの出来事」
第10話の犯人は鈴木保奈美さんです。
近年TVに復活されて
相変わらずの美しさに驚かされました。
彼女抜きでは
トレンディードラマは語れないほどの
ドラマ黄金期のメイン女優さんでした。
ニューヨーク行きの深夜バス。
古畑と今泉バスに揺られる中
後部座席に日本人女性鵜飼(鈴木保奈美)がいた。
鵜飼と名乗った女性はのり子・ケンドール。
刑事だと告白し、のり子は古畑に興味を持つ。
「解けない謎はない」という古畑に、
あくまで友だちの話として
裁判で無罪とされた完全犯罪の殺人事件を語りだす。
のり子が事件を語り古畑が謎を解く。。。
バスの時間つぶしとしてのり子が提案し
古畑も乗り気になる。
米国のベストセラー作家が毒死した事件。
日本人妻が夫にあげた和菓子に毒が入っていたとみられ、
妻は逮捕、起訴され裁判になった。
夫の不倫で夫婦の不仲という動機もあり
妻の犯行で間違いないと思われたが
妻の弁護士が夫が食べた和菓子を
妻も一緒に食べたという目撃証言で無罪。
夫の死は自殺と判断されたという。
ヒントは和菓子とはなんだったのか。
今回の作品は終始バスの中で
二人の会話だけで成り立ってます。
その構成が面白く、
想像力を掻き立てられる内容です。
謎解きのレベルも良く
シーズン2最終話としてふさわしい内容でした。
シーズン3
シーズン3第1話「若旦那の犯罪」
第1話の犯人は市川染五郎さんです。
市川染五郎さんは歌舞伎役者ですが
イケメンでとても人気者です。
今回は悪役での登場です。
人気の若手落語家・気楽家雅楽(市川染五郎)は、
独演会を控えていた。
兄弟子の気楽家苦楽(モロ師岡)の
落語「タイムマシンで行こう」を
自分のものにするために雅楽は苦楽を殺害する。
雅楽はその足で苦楽が演じる予定だった
老人ホームへ変装して急いだ。
一見完全犯罪のようだが
苦楽は、「煮干し」を握り締めて息絶えていた。
古畑はこのダイイング・メッセージが気になる。。。
市川染五郎さんの演技もよかったですが
シリーズ3から新キャスト西園寺守(石井正則)が登場します。
古畑も一目置く有能な人物で古畑をサポートします。
今後も今泉との絡みが見ものです。
煮干しのダイイングメッセージには
素人には少し無理があったと思います。
落語好きならすぐわかったかも知れませんね。
シーズン3第2話「忙しすぎる殺人者」
第2話の犯人は真田広之さんです。
世界的に人気のある俳優となった
真田広之さんですが、アクションだけでなく
演技の幅が広い俳優さんです。
若い頃は2枚目アクション俳優でしたが
今ではアクションもできる
ダンディーな俳優さんとしてその地位を
不動のものとされてます。
不倫で叩かれている都議会議員・岩田大介(佐渡稔)が
ホテルの自室で拳銃自殺を図る。
不倫釈明会見の夜であり自殺だと疑わない中
古畑は部屋の状況や死亡前の岩田の行動に不審を抱き
自殺ではなく殺人と睨む。
死亡前の岩田の行動の影には
メディア・プランナー由良一夫(真田広之)の存在があった。
由良の企画するレストランに
出資をしぶった岩田を殺害したのだった。
犯行時間には秘書との電話でアリバイがある。
しかし古畑は由良が自室にいたのでは
決して気づくことができないことを発見する。
冷静沈着な難敵、古畑は落とす事が出来るか。。。
今回は一見完璧な犯罪のように見えて
ヒントが散りばめられていて
分かりやすい展開と真田広之さんの演技が光り
楽しめる内容になってました。
とても忙しかった由良は
「いい休暇になりそうだ。。。」と最後につぶやく。
悪いことをしていても。。。
真田さんかっこいいですね!
シーズン3第3話「古畑、風邪をひく」
第3話の犯人は松村達雄さんです。
昭和の娯楽を支えた名バイプレイヤーです。
私は「男はつらいよ」のイメージが強いですね。
出張を終えた古畑、今泉、西園寺は、
長野の雛美(ひなび)村に立ち寄った。
荒木嘉右衛門(松村達雄)村長を中心に
東京のデパートと組んで地酒を売り出す計画を進めていた。
今泉はそこで日下部薫子(あめくみちこ)に会う。
薫子はデパートの仕入れ責任者ということで
たびたび村に来ていたが、それは嘘で
騙された荒木は、薫子を一刀のもとに斬り捨てる。
村人たちは荒木を助け流べく
薫子の存在証拠をことごとく抹消していく。
薫子が忘れられない今泉は
おかしいと騒ぎ始め古畑が立ち上がる。。。
松村達雄さんの演技は見事でした。
決してあってはならない結末も
松村達雄さんの演技力で見るものを納得させる。
そんな内容になってました。
私としては関西芸人の
岡八郎さんが懐かしく思いましたけどね^^
シーズン3第4話「アリバイの死角」
第4話の犯人は大地真央さんです。
元宝塚歌劇団月組トップスターで
すでに還暦を過ぎてもあの美しさ。
芸能界には色々なモンスターがいるもんです^^
金森晴子(大地真央)は
別の女性と結婚を決めた恋人・山村淳一(陰山泰)を
男子洗面所で拳銃により殺害する。
金森歯科医院の院長である金森は大胆にも
歯の治療に来ている古畑をアリバイ工作に利用して
山村の殺害に及んだのである。
古畑の顔にはガーゼをかぶせられ
助手の瀬川エリ(伊藤裕子)が
代わりに治療を行なっている。
山村を殺害した金森は
逆のコースをたどり医院へ戻り
何食わぬ顔で古畑の治療へと戻った。
殺人事件の捜査が始まり
今泉は昔の恋人というだけで金森に目をつける。
この時ばかりは今泉の着眼点は間違ってなかった。
しかし古畑がアリバイを証明してしまう。
金森はお礼にと古畑を食事に誘う。
帰りのタクシーの中で歯の磨き方を教えてもらう古畑。
その時、古畑は金森の犯行と確信した。。。
今回はなぜ怪しく思ったのか。
普通に映像を見ているだけでは
分からないんです。
目を塞がれたからこそ敏感になったのかも。。。
シーズン3第5話「古い友人に会う」
第5話の犯人は津川雅彦さんです。
いや、事件は未然に防げたのか。。。
ベテラン俳優ですが、
カジュアルでおしゃれなイメージの強い俳優さんです。
私はお茶目な役柄を演じている
津川雅彦さんが大好きです。
小学校の同級生である小説家の安斎亨(津川雅彦)
古畑はそんなに親しい間柄でもい安斎に
山荘に招待された。
なぜ招待されたのか不思議に思いながらも
古畑は山荘にやってくる。
しかし、それは周到に計画された犯罪の一部であった。
安斎は売れっ子作家で
年の離れた妻・香織(三浦理恵子)がいるが
仲はうまくいっていない。
編集者・斎藤秀樹(細川茂樹)と香織は出来ていて
安斎もそれに気付いていた。
古畑は安斎に招待の手紙の真意を問うが
安斎は見覚えがないという。
逆に古畑から会いたいと連絡があったと言い
香織じゃないかという。
香織に確認しても違うと。。。
古畑は何か事件の臭いを嗅ぎ取っていた。
古畑は事件の発生を未然に防ぎたいと動き出す。
事件が起きない話は、後にも先にもこの話だけです。
私がシーズン通して一番の名作だと思っている話です。
本当は最終回に持ってこようと思ってたらしい本作。
古畑の友人にかけた言葉が素敵です。
「たとえですね明日死ぬとしても、
やり直しちゃいけないって誰が決めたんですか?
誰が決めたんですか? まだまだこれからです」
安斎の最後の言葉が素敵です。
「古畑。。。俺の計画はことごとくしくじった。
だが、一つだけ正解だった事がある。。。
お前を呼んだ事だ。。。うん」
シーズン3第6話「絶対音感殺人事件」
第6話の犯人は市村正親さんです。
この方も大ベテランですが
お茶目な一面を兼ね備える素敵な俳優さんです。
ほんとこのドラマのキャスティングは
今振り返ると豪華極まりないですね。
甲陽フィルの常任指揮者・黒井川尚(市村正親)
愛人のビオラ奏者・滝川ルミ(待田しおん)のマンションで
別れ話を持ち出され、カッとなって殴り殺してしまう。
黒井川は事故死に見せかけようと、
雨の中、ルミの死体を外階段の下に運び偽装工作をする。
捜査に訪れた古畑は
ルミの左ポケットに鍵が入っていたこと、
水槽のエア・ポンプが止められていたことから
事故死ではないと思い始める。
その日の演奏会に
直ちにルミの代役を呼んだ黒井川を不審に思う。
黒井川は、ルミに思いを寄せていた
クラリネット奏者・石森(橋本さとし)に
罪を着せようと工作する。
捜査の目は石森に向いたが、
古畑は黒井川の犯行と断定している。
なかなか追い詰めきれないでいたが
絶対音感の持ち主である黒井川でなければ
ありえない犯行現場の状況に気が付く。。。
ヒントは水槽のポンプが止まっていたこと。
謎解きに関しては
少し荒さがあった感は否めませんが
市村正親さんのお茶目な部分はよく出ていました^^
絶対音感があるというのも
時と場合によっては不便なものですね。
シーズン3第7話「哀しき完全犯罪」
第7話の犯人は田中美佐子さんです。
綺麗な女優さんですが、
演技についても実力派で、数々の作品を残されてます。
私は彼女のあっけらかんとした
少し天然な感じがたまらなく好きです。
小田嶋さくら(田中美佐子)は
ルーズな性格の女流棋士。
夫の棋士・佐吉(小日向文世)は
潔癖症で几帳面。
さくらは佐吉の嫌味と小言にウンザリしていた。
そんなさくらが唯一解放感を味わえる
テレビ囲碁教室の打ち合わせを夜に控えたある日、
佐吉は「夕飯は一緒にとる、そんな番組辞めろ」と言い
テレビ局に電話をかけようとする。
そんな夫に殺意が爆発し背後から殴り殺してしまう。
さくらはアリバイ工作を始め、全ては完璧のはずだった。
警察は物盗りの線で捜査を開始したが、
古畑はさくらの計画のほころびから、
さくらが犯人であると推理する。
麻婆豆腐がまずかった、飼いネコが餌をたべない。。。
古畑の頭がフル回転する。
今回の話は古畑にとっては
あまり難しい推理ではなかったと思います。
そして、さくらでは古畑の敵には
少し役不足だったでしょう。
設定も普通の家庭の主婦なら
もっとリアリティーがあったかも知れません。
シーズン3第8話「完全すぎた殺人」
第8話の犯人は福山雅治さんです。
福山さんの登場です。
インテリな専門的で冷静沈着な役所にぴったりの彼。
特に科学者ははまり役ですね。
化学者・堀井 岳(福山雅治)は
足が不自由で車椅子生活である。
とある会社の研究員の彼は
かつての恋人・片桐 恵(戸田菜穂)と
親友・等々力(板尾創路)の3人揃って
この会社に採用された。
しかし恵は妻子持ちの等々力と結婚すると言う。
堀井は綿密な計画で復讐をする。。。
堀井は「考える人」の像をに爆弾を仕掛け
結婚祝いとして等々力に贈る。
部屋に一人になった等々力に電話をかけ
「考える人」像の裏蓋を開けるよう促し
その途端に爆発し像は粉々で証拠は残らない。。。
その前に恵が外出するように仕掛け
隣にピザの配達を差し向け、
恵が等々力の家からでるところを目撃させている。
事件は恵が有力な容疑者とみられた。
完全犯罪に見えたが
古畑はいくつかのことに疑念を抱く。。。
今回は単純な殺人ではなく
巧妙なトリックが見ものです。
もう少し堀井の冷酷さが強ければ
古畑との戦いや恵への復讐が
より強調されたんじゃないでしょうか。
車椅子の科学者VS古畑
面白い戦いではありましたが
人間味が薄く冷酷であるがゆえに
完全犯罪が綻ぶとは。。。
以前の話にもありましたが
完全犯罪は。。。難しいですね。
シーズン3第9話「雲の中の死」
第9話の犯人は玉置浩二さんです。
私が日本一の「歌い手」と崇拝している
玉置浩二さんが登場です。
独特の味がある方ですから
演技についても彼の独特の味を堪能できます。
スマトラから成田に向かう
ジャンボ機のファーストクラス。
西洋美術研究家・臺修三(玉置浩二)は
妻のもえ子(もたいまさこ)と旅行中。
そこに愛人の市川由美子(川合千春)が現れた。
旅行先までついてきて臺を困らせる。
結婚を迫る由美子と狭い個室でもみ合ううち
機体が揺れ、壁で頭を打ち絶命してしまう。
疑いがかかることを恐れた臺は証拠を隠滅にかかる。
手近にあった副パイロットの制服を着込んで、
乗客と乗務員の二役をこなしながら
由美子を事故死に見せようと必死の芝居を打つ。
プラモデル作りに熱中する古畑の手を借りず、
西園寺は犯人を追い詰めようとする。
飛行機の中というある意味密室の空間で
様々なピンチから逃げる臺。
果たして西園寺は犯人を追い詰める事ができるのか。。。
今回はある意味ハラハラドキドキ出来る
コミカルな内容になってます。
シーズン3でもこの手の話がないとね。
玉置浩二さんがいい味出してました^^
ラスト2話につなげる面白い内容でした。
シーズン3第10話「最後の事件・前編」
第10話の犯人は江口洋介さんです。
古畑任三郎シリーズ作の最後を飾るのは
過激なテロ組織のリーダー役の江口洋介さん。
古畑任三郎にとって最後の最強の敵になりそうです。
何かから逃げ回る牟田(小原雅人)は
追ってきた男に射殺される。
牟田が持っていたボストンバッグが目的だったが
牟田は電車内に置き忘れてしまう。
犯人はテロ集団で
ボストンバッグを取り返すために
電車ジャックを企てる。
テロ集団SAZメンバーの一人・浅香(斉藤洋介)は、
警視庁公安部と称し「電車ジャック」の予告があったと告げに来る。
駅の管理センターはあり得ない事だと
言っていた矢先に最終電車がジャックされ
駅の管理センターに脅迫状が来る。
身代金は1000万円。
そこにはある理由があって
古畑と西園寺が居合わせている。
不可解な点が多い犯罪に
古畑は謎を一つ一つ解いていく。。。
そこにリーダー日下(江口洋介)含め
数名のメンバーが公安部の応援として
管理センターに乗り込んで来る。
そのジャックされたはずの最終電車で
今泉は古畑と西園寺に会いに駅に到着する。
そんなはずはないと西園寺は今泉に言うが
間違い無いと言われ、事件の全貌に気づくことになる。
しかし古畑に知らせに行く途中で
公安に化けたテロ集団に捕まってしまう。
そこで頼みの綱である今泉が
事情を知らないまま行動を起こすことになる。。。
最後の戦いにふさわしいスケールですが
すでに古畑はあることに気がついている模様。
後編ではどのように追い詰めて行くのか。。。
シーズン3第11話「最後の事件・後編」
前編からの続きです。
犯人の指示に従って
身代金の受け渡しを進める日下他テロ集団。
そして今泉のファインプレーで西園寺が救出される。
犯人に気付いている古畑は
受け渡しに強引に車に乗り込み同行する。
日下と車中で駆け引きをする古畑。
そして約束の受け渡し場所の野球場で
疲労により管理センター局長が心臓発作を起こす。
そこで日下がとった行動とは。。。
最終回にふさわしい
2話に渡るスケールの大きい内容でした。
最後は一人で散歩に出た古畑。。。
そのままもう戻ってこないのか。。。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
久しぶりに一気に見て懐かしさと
今見ても十分通用する面白さ。
キャストの豪華さもありますが
三谷幸喜さんの演出の素晴らしさが光ります。
シーズン1、2では古畑と今泉が
主な常連キャストですが
シーズン3では西園寺が加わり
どんどんと面白くなっていきます。
そして隠れキャラというか。。。
八嶋智人さんの存在も忘れてはいけません。
彼が古畑の部下なら
一番頼り甲斐のあるキャストになっていたでしょう。
全編通して超人気のドラマですが
スペシャルもあるので、また追記したいと思います。
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