人間に忠実な犬。
犬は人間に対して様々な手助けをしてくれます。
介助犬もそうですし、番犬としても古来から人間とは密接な関係を築いてます。
そんな中、とうとう人間の病気まで見つけてくれる犬が登場しました。
どうも kakisanです。
山形県金山町で「がん探知犬」が本格的に採用されるそうです。
この「がん探知犬」は人間の尿の臭いから、癌と育遊の臭いを嗅ぎ分ける犬です。
御存知の通り、犬の嗅覚は凄くて、個体の差はありますが、刺激臭ならおよそ人間の一億倍と言われてます。
また、オス犬はメス犬が8km先に居ても、その臭いを嗅ぎつけるそうですから、凄い嗅覚です。
これはやはり太古の恐竜時代から臭いで身を守ったり、餌を見つけたりしていた動物の名残なんでしょうね。
人間は知能が発達したので、嗅覚は退化してますが、他の動物に関しては今でも嗅覚は鋭く、特に犬は訓練次第によって、人間を助けてくれます。
大震災でも救助犬はめまぐるしい活躍をしてくれますし、麻薬探知犬も犯罪を未然に防いでくれます。
よくドキュメンタリーでも犬の活躍で九死に一生を得たなんて番組ありますよね。
あと私達の世代で忘れちゃならないのは「名犬ラッシー」です。
小説『名犬ラッシー 家路』を原作とした主人公であるメスのコリー犬が大活躍するドラマです。
日本では1957年頃から吹き替えで放送されてましたね。
あの頃は飼い犬と行ったら、どこもかしこもコリー犬でした^^
もともと賢い犬ですけど、むちゃくちゃ大きくなりますから飼うのが大変でした。
※何を隠そう我が家もその類でした^^
ついつい懐かしく、話が脱線してしまいました(汗)
そんな抜かしから人間とともに行きてきたと言っても過言ではない犬が、ついに人間の病気まで嗅ぎ分ける時代が来ました。
日本医科大千葉北総病院(千葉県印西市)が全国に先駆けて、5月からこのがん探知犬によって、同意を得た人のみを対象に分析するそうです。
第一段階で体に負担がかかることなく、癌を発見してくれるんですから、画期的ですよね。
同病院は、がん特有のにおい物質や探知犬の可能性について研究を進めてきました。
提携する企業が育成に当たり、現在は5匹の探知犬がいます。
しかも、初期状態の癌でも100%嗅ぎ分けているらしく、犬の潜在能力には脱帽ですね。
最初は尿を提出するだけで良いんですから、体への負担が全くないです。
この検査が進んで、データ量が整理されると、陽性の場合も他の検査データから、がんの種類の絞り込みが可能になるそうです。
人間ドックに行かなくても、ドッグ(犬)が判定してくれるなんて。。。
少しきつかったですかね^^
山形県金山町では、特に女性の胃がん死亡率が全国ワーストであることを重く受け止め、研究を重ねてきました。
まとめ
こういったがん探知犬が、救助犬や介助犬のようにメジャーになれば、癌での死亡率がぐんと下がることが期待できますね。
飼い犬って、いつもご主人様を見ていて、少しの変化でも気づいているんじゃないでしょうか。
もし、いつもとは違ってやたらと胸を触ったり、臭いを嗅ぐ仕草があったら、ひょっとしたら乳がんの臭いを嗅ぎ分けてるかも知れません。
訓練されないと嗅ぎ分けられないかも知れませんが、飼い犬の何気ない行動の違いから、自分の病魔を発見できるかも知れません。
そう思うと、飼い犬とはちゃんとコミュニケーションを図って、大事に育ててあげないといけませんね。
一緒にトイレに行って毎日臭いを嗅がせると、ひょっとしたら急に吠えだして知らせてくれるようになるかも。。。
私は毎日二日酔いなので、ええかげんやめてくれって毎日吠えられそうです^^
では、またお会いしましょう!