どうも kakisanです。
久しぶりのゆっくりした休日。
ネットでの情報蒐集に勤しんでいたら、お腹がグ〜となってきました。
ハッとして時計を見ると、もうお昼。。。
我ながらお腹時計の精密さに驚かされました^^
普段は会社勤めで、ある意味規則正しい生活なので、習慣化してるのかも知れませんね。
よしよし、何か入れてやるからなとお腹君に喋りかけ、冷蔵庫を見るとそこはまるで砂漠のようです。
今日は嫁もいないので、どうしようか。。。
牛丼でも食べに行ってきます^^
さてみなさんは蒔絵師って職業をご存知ですか。
蒔絵(まきえ)という日本独自の装飾技術を使って、漆器などの生活道具を美しく彩る伝統工芸です。
こんなやつですね。
よく目にする装飾品です。
日本人ならではの美的感覚と芸の細かさです。
この技術を駆使する職人のことを蒔絵師って言うんですって。
作品は見たことありましたが、そんな名前があるとは知りませんでした。
そして技法といいますか技といいましょうか、色々な技法があります。
・研出蒔絵(とぎだしまきえ)
・平蒔絵(ひらまきえ)
・高蒔絵(たかまきえ)
・肉合蒔絵(ししあいまきえ)
・卵殻蒔絵(らんかくまきえ)
・スクリーン蒔絵(すくりーんまきえ)
時代によって、素材の品質にも差があって、その技術も進歩してきてるんでしょうね。
値段は?
物によって様々ですけど、ちょっとしたもの、例えばお盆のようなものでしたら1万円前後ですね。
ただ、装飾や装飾する物の程度によると思います。
金銀分を使うので、その量にもよるでしょうし、一概には言えませんが、そこそこのものでしたら数万円、家具など高級なものになれば数百万となるでしょう。
単純に装飾代ではなく、家具でしたら高級な素材を使って入れば自ずと高価になります。
日本工芸はこのように手間暇かかるものが多いですし、機械ではできない技術なので、必ず職人の方が居られます。
職人の年収は?
漆職人の年収はおそらく低いと思います。
普通のサラリーマン程度ではないかと思いますね。
職人さんの一般的な年収というのは割に合わないと思います。
非常に手間暇かけて作るので、大量に生産できるものではないです。
個人で人気店になって、予約が殺到といった状況なら別ですが、そうでなければ一人前の職人になっても年収300万円程度の職人の方々が平均です。
お金ではなく、物を作る喜び、それが人の手に渡って末長く愛着を持って使ってもらえる、それこそが職人の想いなんでしょう。
それくらい、職人の世界は厳しいのですが、そんな人たちがいるからこそ、日本の伝統は守られてるんです。
私は決してお金持ちではないので、高価なものは買えないですが、そんな職人の方々が丹精込めたものを末長く使ってみたいものです。
そんな思いにふけって今から牛丼を食べに行きます。
では、またお会いしましょう^^