北朝鮮は16日午前6時21分にミサイルを発射しましたが失敗と報じられていています。
米太平洋軍は、ミサイルは発射直後4〜5秒で爆発したと見られています。
発射されるミサイルがICBMじゃないかと言われていましたが、準中距離弾道ミサイル(射程1000~3000キロ)型だったとみられてます。
なぜ、北朝鮮はICBMを発射しなかったのでしょうか。。。
どうも kakisanです。
アメリカと北朝鮮については、緊張状態が続いてましたが、キム・イルソン(金日成)主席の生誕105年に合わせて何かしらの行為があるのではないかと予想されてました。
いわゆるミサイル発射での威嚇(挑発)行為ですね。
実際に軍事パレードでは、新型を含む7種類の弾道ミサイルを次々と登場させ、アメリカへの挑発と取れる姿勢を強調した形になってます。
しかも移動式なので、発射台も含めた開発がかなり進んでるように見えました。
金正恩キム・ジョンウンの服装も軍服ではなかったですね。
挑発的な中にも、対外的に何かをアピールしてるように感じましたね。
白い軍服の軍人の行進も、生物、化学兵器も進んでるんだぞとのアピールに感じました。
結局は16日午前6時21分に東部・新浦付近から弾道ミサイル1発の発射がされました。
しかし、発車後4〜5秒で爆発し、失敗に終わってます。
準中距離弾道ミサイル(射程1000~3000キロ)型ではないかと見られており、アメリカへの挑発をするのであれば、大陸間弾道ミサイルのICBMを発射するかもと予測する声もありました。
大陸間弾道ミサイルは最短距離である5,500km以上の有効射程となるので、アメリカ本土には届きませんが、アラスカは射程距離となり、核を搭載するとなるとアメリカも黙っていられません。
さすがに今の時点で、核を搭載してミサイル実験はしないでしょうが、なぜ北朝鮮は準中距離弾道ミサイルを発射したのでしょうか。
さすがに臆したか。。。
アメリカも原子力空母カール・ビンソンを中心とする艦隊が、朝鮮半島に近い西太平洋に向かっていますし、北朝鮮にしても過去にない緊張感があるはずです。
しかし、今まで好き放題してきたのを急に方向転換することが出来す、発射でミサイル開発を続ける意思は示し、アメリカの逆鱗に触れるICBMは撃たず、決定的な対立は回避した形に収めたと見るのが妥当でしょう。
しかも発射後に数秒で爆発しての失敗であればなおさらであり、この失敗も計算上ではないかとも思わされます。
技術的に出来ない事でもなさそうじゃないですか。
北朝鮮にそんな余裕があるとは思えないので、この辺りの真相まではわかりませんが。。。
いずれにしても、アメリカのかつてないほどの圧力で北朝鮮側も今までのような強硬なことは出来なくなってきてるのは間違いないと思います。
事実、19年ぶりに外交委員会が復活したことは、慌てて対話の方向性も考慮したと見て取れますもんね。
ただ国民の手前、後には引けない状況に追い込まれていて、中国もアメリカに強く言われて北朝鮮に対して何かしらの制裁をせざる得なくなってきてます。
以上のことから、北朝鮮は間違いなくアメリカに脅威を感じてますが、今月25日にも軍の創立記念日を迎えるので、まだ緊張を解くには早いので、しばらくはこの緊張状態が続くのでしょうね。
トランプ氏が大統領になれば、どれだけ日本が不利益を被るかと言われていましたが、北朝鮮に関しての戦略は今のところ最善の対応をバランスを見ながらされてるんじゃないでしょうか。
駆け引きに関しては、さすがビジネスマンだと個人的には感じましたが、相手は武器を持った子供のような存在なので、日本に住んでいるからと安心せず、何も出来ないですが、状況は注視したいと思います。
だって間違いなく日本は射程距離内ですし、目標とされてるでしょうからね。
個人的な考えを述べただけで、主観的な発言があるかも知れませんが、その辺りはご理解の程を。。。
では、またお会いしましょう!