どうも kakisanです。
皆さんは釣りをされますか。
私は海釣りが好きで
最近は出来てないんですが
よく防波堤で釣りを楽しんでました。
船酔いがひどいので
もっぱら波止場専門ですが
ガシラとかチヌ、スズキ、タチウオ
サバ、アジなどを釣ってましたね。
基本的に食べることを目的にしているので
海釣りが好きでした。
慣れるとどうってことないんですが
最大の難関は餌でしたね。
あの餌付けがネックで
釣りができない人も多いんじゃないでしょうか。
ルアーとかフライトといった疑似餌もありますが
私は餌釣りでした。
一番多いのが「ゴカイ」ですね。
あれって噛むんですよ!
それも結構痛くて
慣れないうちは悪戦苦闘でしたね^^
子供達も釣りをしたいっていうから
海浜公園に連れて行くんですが
もっぱら餌付けで終わってしまいます^^
女の子ばかりなので仕方ないですけどね。。。
そんな釣り餌のゴカイですが
なんと人間の血液の代替え品としての
可能性があるそうなんです。
今まで釣り餌としてしか
飼育されていなかったし、
使い道もそれしかなかったものが
人間の命を救う奇跡の可能性があるなんて
思いもしないですよね。
一体どういうことなのか気になります!
目次
ゴカイとは?
環形動物門多毛綱に属する動物の一種なんですが。。。
そもそも環形動物門多毛綱ってなに?ですよね^^
非常に多様性の高い分類群で、一般にはゴカイ類って言われてます。
約8000種類ぐらい知られてますが
まだ未知の種類がいると言われてます。
基本的に「大好き!」っていう人はいないと思いますが^^
魚類、甲殻類、鳥類などの重要な餌なので
人間は釣り餌として飼育してるわけです。
釣具店に行けば簡単に買うことができます。
こんなやつですね。
※嫌いな人。。。ごめんなさい^^
思わず「うっ」となりそうですね。
釣り好きには餌としか映らないので
慣れるとなんでもないんですけどね。
そんなゴカイが最近の研究で
餌以外の使い道がわかってきたみたいなんです。
人間の血液代用品となるかも!
さすがに現段階で輸血されてはいませんが。。。
フランスの生物学者グレゴリー・レイモン氏によると
「ゴカイのヘモグロビンはヒトのヘモグロビンの
40倍以上の酸素を肺から各組織に運ぶことができる」
とのことです。
ってことは少量の血液で
より酸素を運ぶことができるので
輸血量が足りない!なんてことを
心配しなくてもよくなりますね。
しかも人の献血などで蓄えるわけじゃなく
ゴカイを飼育して、人工的に大量の血液を
蓄えておくことができるんですから
まさに奇跡の生物となります。
また人間には血液型があって
どの血液でも適合するってわけじゃありません。
私はAB型なんですが
非常に少ない部類みたいです。
その点、このゴカイの場合は
ヘモグロビンが血中に溶けて存在していて、
人間のように赤血球に含まれているわけではないんです。
どういうことかというと
血液型に左右されないんですね。
どの血液型にもアレルギー反応がなく
対応できるというわけです。
レイモン氏率いるチームは
養魚場で毎年130万匹以上のゴカイを生産しているそうです。
このゴカイに注目したのは、最近ではなくて2003年ころ。
欧州で狂牛病が大流行し、
世界中でHIVがまん延したことで
血液の供給に影響が出始めた年のことだったんです。
動物の血液を人間に代用できないかという発想は
このヘモグロビンが問題だったんですが
ゴカイがその問題を解消したわけです。
ゴカイのヘモグロビンの秘密は、
満潮時に海の底で多量の酸素を蓄えて
干潮で水から出ても8時間以上も生き延びることができるんです。
あとは人体に安全なことが証明されれば、
移植用臓器の保存とか、多岐にわたって
人間に対する医療に多大な貢献をするんですね。
現在フランス全土では60人の患者が
この臨床試験に参加されてます。
最終的には万能血液の誕生につながる可能性もある
夢のような研究がされてるんですね!
まとめ
世界ではいろんな研究がされてるんですね。
よく街中で献血車を見かけます。
血液が不足していると言われていて
みんなが協力されてますね。
輸血が足りないとか、間に合わないとかで
命を落とされる場合もあるでしょう。
この研究が進めば
そんなことも無くなりますし、
もっと色々なことへ繋がって行くのでしょう。
私が生きているうちに
今の医学がどれほど進歩するかわかりませんが
もし、医学の進歩によって
生き延びることができたら
こういった研究に一生を捧げているような方々に
感謝することになるでしょうね。
いや〜人間ってすごいなぁって
改めて思いました。
では、またお会いしましょう!