チーイリチャー(沖縄料理)どんな料理?大阪で食べられる店は?

どうも kakisanです。

 

夏休みも終わりに近づいていますが、

みなさんはいかがお過ごしでしたか?

 

旅行に行った、という人も多いのでは。

 

夏の旅行といえば、沖縄は一度は行ってみたいところですよね。

 

また沖縄といえば料理にもかなり特色があり、

ゴーヤーチャンプルー、ソーキそば、

タコライスなど、挙げればキリがありません。

 

個人的には、沖縄料理はそんなに美味しいといイメージはないのですが(笑)

かなりユニークではあると思います。

 

そんな沖縄料理のなかでもひときわ異彩を放つのが、「チーイリチャー」です。

 

初めて聞いたという人も多いのではないでしょうか。

 

それもそのはず、かなーりインパクトのある料理なのです…。

 

しかしそのチーイリチャー、

今年の春にとある理由から食べられなくなっていたのですが、

8月に復活したとのニュースが入ってきました。

 

そこで今回は、

チーイリチャーはどんな料理なのかというところから、

気になるニュースの内容まで、詳しくリサーチしてみましたよ。

 

目次

【チーイリチャーってどんな料理?】

 


チーイリチャーとは、ズバリ「豚の血炒め」のこと。

 

豚肉や豚の中味(内臓)と、

キャベツやニンジンなどを豚血(豚の血)で炒めたもので、

とても栄養価が高いといわれています。

 

提供される店にもよりますが、

それにたっぷりのニンニクを加えたものが多いようです。

 

お味は、レバーによく似ていますが、

豚の血はコクがあって美味しいんだそうです。

 

ちなみに沖縄では北部の方では豚を、

南部の方ではヤギを使うことが多いのだとか。

 

まさに今、夏バテなどに効果テキメンな料理であるといえそうです。

 

さすがは南国沖縄の郷土料理ですね。

 

【なぜ出荷停止になったの?】

 

豚やヤギの血が、

法律で定められた食肉処理の方法を取っていなかったため

国の衛生基準を満たさないとして、県の行政指導を受けました。

 

その結果、2017年4月12日より、

八重山食肉センターからの出荷が停止されていたのです。

 

一体なにが違反していたのでしょう。

 

国の「と畜場法施行規則、食品衛生法施行規則

および食品、添加物等の規格基準」では、

採血時の規格基準として

(1)採血後直ちに4度以下に冷却すること

(2)採血は1頭ごとに洗浄した採血用ナイフを用いること

(3)血液貯留室が他の部屋と区画されていること、

などが条件とされています。

 

沖縄本島内で唯一、

豚の血を出荷してきた県北部食肉協業組合(名護市食肉センター)では、

豚に電気ショックを与えて気絶させた後、

ベルトコンベヤーで流れてきた豚の首にナイフを刺し採血していました。

 

しかしこの採血の際に、

全ての豚に同じナイフを使用し、

血を4度以下に冷却する作業を怠っていたのです。

 

これに対し県は2011年より指導を行っていました。

 

しかし名護市食肉センターは、

設備等の都合上改善が難しいとしており、

結果4月に行政指導を受けてしまったのです。

 

【なぜ再開できたか?】

 


行政指導を受けた後、名護市食肉センターでは

採取した血を専門に保存する冷蔵庫を新設し、

温度管理を徹底するなど、再出荷に向け対策を講じてきました。

 

その結果、保健所から8月14日付で再開を認める通知が出されたのでした。

 

また名護市食肉センターでは

ハード面だけでなく、ナイフを刺す豚の喉の毛ぞり、

消毒や採取した血の冷却など作業手順も見直されました。

 

さらに食品衛生管理の国際基準「HACCP(ハサップ)」の

認証を受けたいとも考えているそうです。

 

以前より手間もコストもかかっているため、

もしかしたらチーイリチャーの値上げは避けられないかもしれませんが、

それでも食べられないよりはずっといいですよね。

 

沖縄料理店も、チーイリチャーファンも、これで一安心ですね。

 

大阪で食べられる店は?

食べログなど色々調査しましたが

残念ながら見つかりませんでした。

 

豚の血に関しては通販でも帰るみたいなので

料理に自信のある方は自分で作ってみるのも

良いかも知れませんね^^

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【まとめ】

 

チーイリチャーは4月から衛生面に問題があるとして

食べられなくなっていましたが、

今は名護市食肉センターの努力のおかげで、提供が再開されました。

 

またそのお味は、男性好みのガツンとした味で

スタミナがたっぷりつきそうな料理でした。

 

熱烈なファンが多いと言われるチーイリチャー、

これからも安全に食べられるようにしてもらいたいものですね。

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